FC2ブログ

ちょっとヨクナレ ~読書と日記~

自然科学、歴史、ノンフィクション等の読書記録

2018.11.25-11.30 飛光よ飛光  

2018.11.25-11.30 飛光よ飛光

●11.25(日)
鳥類標識調査。種数も羽数も伸びない。
ただ、クロジ雌(1羽)を新たに放鳥。やっぱりクロジ、多いのかもしれない。

●11.26(月)
カラスの教科書 (講談社文庫)」読了。ハシブト・ハシボソの入門書に最適。
そういえば、丸亀市飯山町でミヤマガラスを見ていたのだが、
同じく飯山町でコクマルガラスも複数羽見つかっている。1羽はほぼ成鳥とのこと。
見たいなあ。

●11.27(火)
高野秀行氏の「世にも奇妙なマラソン大会 (集英社文庫)」に惹かれつつも、
すごい進化 - 「一見すると不合理」の謎を解く (中公新書)」を読み始める。この本は、面白いぞ。

●11.28(水)
ダイニングでつまみ読みしていた本を読了。
1冊は「神が愛した天才数学者たち (角川ソフィア文庫)」。
数学は苦手だが、数学者は面白い。
もう1冊は「清水町先生 (ちくま文庫)」。清水町先生とは井伏鱒二氏のこと。
著者の小沼丹氏は、井伏氏を師と仰いでいたが、その交流について記した様々な文章を集約したもの。
近代文学界における師と弟子の交流、影響、巣立ちというのに惹かれたのだが、
僕が芥川龍之介―堀辰雄―立原道造というラインに興味があるからだろう。

ところで井伏氏といえば、「厄除け詩集 (講談社文芸文庫)」である。
収録している漢詩訳で

ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ



が有名だが、何より井伏氏自身の詩、「顎」をお勧めしたい。

けふ 顎のはづれた人を見た
電車に乗ってゐると
途端にその人の顎がはづれた



本屋で立ち読みしていて笑いが止まらなくなった一編である。

またまた話は変わるが、漢詩であれば、李賀が好みである。
お薦めは「李賀詩選 (岩波文庫)」。コンパクトで良い。
ちなみに、沢木耕太郎氏の「深夜特急〈第三便〉飛光よ、飛光よ」、
この「飛光よ、飛光よ」というサブタイトルは、
李賀の「苦昼短(昼の短きを苦しむ)」という、
人の一生の短さを苦しむ詩の冒頭の一節。心にしみる。

●11.29(木)
すごい進化 - 「一見すると不合理」の謎を解く (中公新書)」、読了。
筋トレして寝る。

●11.30(金)
朝、ようやくツグミの声を近所で聴く。初認。

さて近頃、文庫と新書ばっかり読んでいたので、
最古の文字なのか? 氷河期の洞窟に残された32の記号の謎を解く」に手を出す。
ヨーロッパ各地に残る4万年前の氷河期に描かれた洞窟壁画。
その中から、今まで顧みられなかった抽象的な線・模様をデータベース化して整理すると、
わずか32個の記号に収斂された。当時の人類は、共通の「文字」を持っていたのか?
という、ワクワクする本。
海外ものノンフィクションらしく枝葉末節が細かいし、
どうも結論はでてないような気配だか(まだ途中)、
それでもこうした「エポックメイキングな視点」は素晴らしいものである。








関連記事
 このエントリーをはてなブックマークに追加

category: 雑記:日々のこと

thread: 日々のつれづれ - janre: 日記

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://birdbookreading.blog.fc2.com/tb.php/992-69d1f064
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

中の人

アクセス

RSSリンクの表示

最新記事

カレンダー

アクセスランキング

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム