ちょっとヨクナレ ~読書と日記~

自然科学、歴史、ノンフィクション等の読書記録

サハラ、河北新報、記憶喪失の共通点  

〈2017/03/27月-04/01土〉

仕事・雑事に追われる3月最終週。
ただ来週末になって、やっと本当に3月の仕事が終わる見込み。
さすがに気もそぞろとなり、知識の本には集中できず、物語を欲す。

バッグに詰め込んだのは、
1970年代にサハラに旅立ち、戻らなかった上温湯隆氏の「サハラに死す――上温湯隆の一生 (ヤマケイ文庫)」。
東日本大震災下での新聞発行、「河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙」。
18歳の時にバイク事故により、過去の記憶(文字もモノの名前も全て)を喪った坪倉氏の「記憶喪失になったぼくが見た世界 (朝日文庫)」。

まずは「河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙」。
震災下で、被災者に必要な情報を、必要なかたちで情報を伝えることに徹した新聞社の人々の記録。
南三陸町の人々の記録、「モアイの絆」(レビューはこちら)と併せて購入したが、震災という未曽有の災害に対して、人間の素晴らしさを伝えるこれらの良本があること、もっと定期的にメディアでも紹介してほしい。きっとまだまだ在る筈。

次に「記憶喪失になったぼくが見た世界 (朝日文庫)」。
記憶喪失ってコミックやドラマでよく見るが、そのイメージが余りにも甘いかったことを痛感。
文字も全てのモノの名前も意味も、過去も全て忘れてしまって、
それが「分からない」ということだけを認識できる自分。
果たして僕なら、耐えられるだろうか。

サハラに死す――上温湯隆の一生 (ヤマケイ文庫)」。
1970年代、自分の人生に真っ直ぐ向き合った方の記録。
死という結果に終わったことに賛否両論あるだろうけれど、
彼の人生に対する真摯さについて、少なくとも僕は批判できるような人生を歩めていない。

焦りばかりの日々の中で、
「ひたむきに進む」ことの大切さを実感させてくれる、良い3冊に巡り合えた。感謝。







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