ちょっとヨクナレ ~読書と日記~

自然科学、歴史、ノンフィクション等の読書記録

「昆虫はすごい」情熱大陸でも、やってた。  

昆虫はすごい (光文社新書)
丸山 宗利



僕自身にプチ昆虫ブームが訪れているので、最近評判になっている本書を購入。
本書では、昆虫の多様性、生態、そして著者が好蟻性昆虫(アリと共存する昆虫)の専門家のためアリを中心とした昆虫の社会生活等、様々な昆虫トピックを紹介する。

本書の良さは、「へんないきもの」と違い、専門家自身によって紹介される点。
安易に奇を衒った種・トピックを羅列するのではなく、
人間独自と思われがちな様々な生態(生活様式等)が、実は昆虫にも存在するという視点、
著者自身の言葉によれば、
「人間がしていることは、すべて昆虫がやっている」というテーマを軸として、
様々な昆虫の話が展開される点。
巻末にも参考文献が掲載されており、当然ながら内容に対する信頼性は極めて 高い。

ただ、確かに最新・具体的な知見に基づき、より正確な種名、更に突っ込んだ話題に展開することもあるが、
基本的なトピックは、生きもの好きなら、どこかで読み聞きしたことがあるものも多い。

「昆虫なんて興味なかった」という層には、昆虫の生活を知るための良き入門編としてお勧めだが、
ある程度の生きもの好きだと、更に突っ込んだ話題が展開される「昆虫はもっとすごい (光文社新書) 」(レビューは次回)をお勧めする。

ちなみに、著者の丸山氏のブログはこちら。
断蟲亭日乗

【目次】
第1章 どうしてこんなに多様なのか
第2章 たくみな暮らし
第3章 社会生活
第4章 ヒトとの関わり
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category: 昆虫

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