ちょっとヨクナレ ~読書と日記~

自然科学、歴史、ノンフィクション等の読書記録

ご先祖様はどちら様  

ご先祖様はどちら様
高橋 秀実



うちの先祖は◯◯だった、という話題。
積極的に第三者に語ることはないが、家族内では、やはりルーツを伝えるという意識もあってか、
人生に数度は、話題にのぼった記憶がある。僕も父母から聞いた記憶があるし、
その漠然として記憶を、子どもたちに伝えたこともある。

ただ、そのルーツに関する情報は、前述のとおり「漠然」としている。

本書は、ふとした話題から自らのルーツを意識した著者が、父方・母方双方の先祖について、
戸籍や檀家寺の過去帳などから手繰っていくもの。

軽妙な文体、そして探索の過程で出会う様々な方(その中には不可思議に縁で先祖にたどり着いた方もいる)。

何かに似ているなあと思っていたのだが、上手くいった時の「探偵ナイトスクープ」みたいな感じなのだ。

誰にでもご先祖様は存在する。
詳しく語り継がれている方もあれば、何も伝えられていない方もいると思う。
いずれにしても、「自分でルーツを探索する」という行為は、それ自体に意味があると思う。
戸籍の保存期間もあるし、父母や係累の人からの話も、いつまでも聞けるというものでもない。

僕のように、30代後半になって、自分の母方の祖父が、実の祖父ではないという事を知ることも有り得る。
(祖母も既に亡くなり、母もかなり幼い頃だったので、記憶にないようだ(もしかしたら覚えていても隠しているのかもしれないが。)。 戸籍なども調べたが、今となっては祖母や祖父(実の祖父と、これまで実の祖父だと思っていた祖父)にどんな話があったのか、どんな人物だったのかは、知るすべがない。)

ルーツを探るという行為は、あまり普遍的ではないけれども、やって損はないと思う。
少なくとも普通、あなたのルーツに興味があり、調べようという人は、あなた(とその子孫)しかこの世に存在しないのだから。

【目次】
俺たち縄文人
ご近所の古代
爆発する家系図
もやもやする神様
ご先祖様はどちら様?
多すぎる「高橋」
たぎる血潮
家紋のお導き
とても遠い親戚
天皇家への道
またね、元気でね
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category: ノンフィクション

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