ちょっとヨクナレ ~読書と日記~

自然科学、歴史、ノンフィクション等の読書記録

ファーブル昆虫記の旅  

ファーブル昆虫記の旅
奥本 大三郎、今森 光彦



7月、NHKの「100分de名著」で、「ファーブル昆虫記」が取り上げられた
僕は、ファーブル昆虫記をじっくり読んだことがないので、「さわりだけでも」と、この番組を見ていた。
そうして「ファーブル目」になっていたところ、、見つけたのが本書である。
取り上げられているエピソードは、このNHK番組で取り上げられた程度なので、内容的に密度が高い本ではない。

むしろ本書は、ファーブルが暮らしたフランスやコルシカの風景を、美しい写真で楽しむことを目的とすべきだろう。
今森氏の写真は、相変わらず優しい眼差しであり、気持ち良い。

ファーブル自身の人生は苦難に満ちていたとしても、この風景の中で昆虫を追い続け、
そして死後、こうして評価される人生というのは、やはり幸せだったのではないだろうか。

なお、本書後半は、奥本大三郎氏による本書撮影旅行時の紀行文である。
特にファーブル的に深いものではないが、
フランス等の郊外を旅する雰囲気が楽しく、読み物として楽しめる。

なお、ファーブル的な観察を読書で追体験するならば、
例えば「ファーブルが観た夢 地球生命の不思議な迷宮」をお勧めする(レビューはこちら)。

【目次】
南仏「昆虫記」の故郷
ファーブル博物館
「昆虫記」あれこれ
奥本大三郎、ファーブルの居た場所へ
南仏で出会った虫たち
今森光彦、南仏の風に誘われて
イヴ・ドゥランジュさんとファーブルを語る
虫の詩人の館ファーブル昆虫館



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category: 旅行

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