ちょっとヨクナレ ~読書と日記~

自然科学、歴史、ノンフィクション等の読書記録

謎の絶滅動物たち  

謎の絶滅動物たち
北村 雄一



絶滅した動物といえば真っ先に恐竜が浮かぶが、
現在により近い時代にも、大量の哺乳類・鳥類・爬虫類・有袋類等が絶滅している。

どうしてもマスメディアでは恐竜ばかり取り上げられるが、
むしろこれらの、絶滅動物こそ、とても興味深い存在である。

なぜならば、これらはの多くは、人類が絶滅させたからだ。

ただ、人類史の黎明期に絶滅させたものは、
残念だが狩る量と狩られる生物量のバランスが、
道具・服・火という他の生物には無い武器によって、著しく不均衡になった結果に過ぎない。

絶滅させた人類も、ただ単に獲物を仕留め続けていたに過ぎない。

この時代の絶滅を責めることはできないと思う。

ただ一方で、今度は大航海時代以降、
近代的な銃や道具により、瞬く間に様々な動物が乱獲され、絶滅している。

当時、多くのフロンティアに節度を求めるのは無理だったのだろうが、
それにしても欲の皮が突っ張っているのが、痛々しいほどである。

こうして人間は振り返り、
本書のようにお手軽な本にまとめることもできるのに、
なぜ未だに、様々な動植物を絶滅に追いやることが放置されているのか。
非常に疑問である。

経済活動とのバランスが言われるが、
「絶滅」という状態は、「減少」とは全く異なる次元であることを認識しておきたい。

【目次】
1 ユーラシアの絶滅動物たち
2 北米の絶滅動物たち
3 南米の絶滅動物たち
4 オーストラリアの絶滅動物たち
5 島と近代の絶滅動物たち

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category: 動物

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