ちょっとヨクナレ ~読書と日記~

自然科学、歴史、ノンフィクション等の読書記録

脱皮コレクション  

脱皮コレクション
岡島 秀治



大学生の頃、一度は見ておかねばなるまいと思って、
自宅近くの緑地帯(幅50m×200m程度で、中に遊歩道がある)で、
セミの脱皮を見たことがある。

太陽も沈み、林にねぐら入りのスズメとムクドリが戻り、
蚊が獲物を探して飛び交う時間。

1本の幹にアブラゼミの幼虫がいた。
カメラ(当時はフィルムだし)をセットし、インターバルタイマーで一定間隔で撮影するようにして、
あとはただ見るのみ。

ゆっくりゆっくり、時々休みながらセミは脱皮していった。

脱皮直後は、白い体に透き通った羽根。
セミはそのまま幹を登って行った。たぶんより安全な場所に移動したのだろう。

たった1回だけだったが、自分の目で脱皮を見届けたという経験は、
やっぱりしておいて良かったと感じている。

本書は、様々な種の脱皮を、大きな写真と共に紹介するもの。

人によっては苦手かもしれないが、昆虫だけでなく、爬虫類、両生類の脱皮シーンも数多く収録されていて、とても興味深い。

中には、ウスバカゲロウ(アリジゴク)など、
どうして見ようと思ったのか呆れるようなマニアックな種もある。

僕は恥ずかしながら、カエルが脱皮する、というのを知らなかった。
見たことないと思ったら、脱皮した皮は、すぐに食べてしまうそうだ。

あと、先日海岸へ行ったら、でっかいフナムシの脱皮殻があった。
息子が「持って帰ろう」と言ったけれども、やめさせた。
潮で臭うし、綺麗な抜け殻でないから…と説明したが、
何よりよりあれは、さすがに僕でも気持ちよろしくない物体であった。


【目次】
Part1 変! おもしろい脱皮
 コガネグモ
 ウスバカゲロウ
 ヒラタミミズク
 ニホンアカガエル
 ヤマアカガエル
 シマヘビ
Part2 きれい! 美しい脱皮
 オトヒメエビ
 ベッコウカガンボ
 ヨコヅナサシガメ
 ハラビロカマキリ
 アブラゼミなど
Part3 びっくり! 大変身する脱皮
 ツマキチョウ
 アゲハ
 ヤママユ
 ナナホシテントウ
Part4 知らなかった! 身近な生きものの脱皮
 オカダンゴムシ
 モンカゲロウ
 キイロショウジョウバエ
 ヤマトヤブカ
 ツチイナゴ
 シオカラトンボ
 ニホンヤモリ
 は虫類・両生類の脱皮
 アメリカザリガニ
 アカテガニ
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