ちょっとヨクナレ ~読書と日記~

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クラウド「超」仕事法 スマートフォンを制する者が、未来を制する  

クラウド「超」仕事法 スマートフォンを制する者が、未来を制する
野口 悠紀雄



効率だけを求めるのは味気ないが、効率を求めなければゆとりがない。
最近ちょっと追いこまれ気味のため、つくづく思う。

さて、最も簡単な効率化の一つは「整理する」だが、
かつて「超」整理法というスキームを提示した著者は、現在も効率化を追求している。
このように、継続して効率化やライフハックを追求している方の考え方や現時点の到達状況を知ることは、僕個人で考え工夫するよりはるかに「効率的」である。
そこで今回、ちょっと古くなったが本書をチェック。

本書のテーマはクラウド。今でこそクラウドという言葉が通用するが、
インターネットがISDNやADSLの時代には夢のような話だった。
文書、画像、動画までもネット経由で使えるというのは、
X1Gというパソコンから使いはじめた僕からすると夢のようである。

さて、本書で最も使われているのはGmail。
これは、野口氏のような文書をやりとりする方には有益だろう。
様々な資料や原稿をメール経由で作成する方には参考になると思われる。
いわば、自分←→クラウド←→他人、というスキームに適している。

ただ多くの場合、自分←→クラウド で完結する方が多いのではないか。
それに適したサービスはEvernote、Sugarsync、Dropboxといったところ。
本書ではそのあたりの使い込みは余り語られておらず、
その点は別のライフハック本が参考になるだろう。

ちなみに僕もGmail、Evernote、Sugarsync、Dropboxは使用している。
参考までに書いておこう。

Gmailは通常のメール使用。
ちょっとした工夫としては、例えば雑誌の定期購読サービスのFujisanでは、目次の無料配信サービスがあり、
これを受信。それを更にEvernoteに飛ばしている。
(一度Gmailで受信するのは、Gmailでも検索可能にするため。)

Evernoteは何でも登録。
このブログの下書き、また公開したのも自動受信している。
スマートフォン(Android)では、Posteverで何でもメモしている。

SugarsyncはPCのバックアップ用。通常のドキュメントのほか、
野鳥関係の論文コピーや雑誌記事などをPDFにしているので、そのバックアップも行っている。
これを再度PDF化するのは嫌だ。

Dropboxはスマートフォンとの簡易な共有手段に使用。でも最近活用してないなあ。



【目次】
序章 クラウドが開く魔法の世界
1 クラウドをめぐるいくつかのエピソード
2 ディジタルオフィスはクラウド化でスマートになった
第1章 クラウドの魔法を誰でも使える時代が来た
1 スマートフォンでインターネットを能動的に使う
2 クラウドとスマートフォンは、情報システムを大きく変えた
3 ネットワークがコンピュータになる
4 頭が痛い電波問題
5 「何ができるか」でなく、「何をやりたいのか」が問題
第2章 ため込むな クラウドに上げよ
1 メモや断片的情報の管理は難しい
2 スマートフォンのカメラで断片的情報をクラウドに
3 原稿は自動的にクラウドに蓄積される
4 「自家製ブックマーク」でウェブ情報を駆使する
第3章 クラウドを用いて時間を有効に使う
1 手帳はスケジューリングのためにある
2 クラウド時代のワークステーション「超」整理手帳
3 時間泥棒と戦い、「すきま時間」に対処する
第4章 考える環境を作る
1 もっとも重要なことは紙に向かってやっている
2 PDFとエクセルをもっと活用しよう
3 私はどのように仕事をしているか
第5章 クラウド時代に生き残るメディアは何か?
1 YouTubeは大きな可能性を持つ
2 新聞もテレビもクラウドで
3 新聞の役割は重要性の評価
4 もうすぐ絶滅するという紙の書物について
第6章 クラウドを制する者が未来を制する
1 スマートフォン+クラウド大戦争
2 個人でもクラウドに支援されて起業できる
3 日本人は「ガラパゴス島」に閉じ込められている
4 日本の大企業や政府はクラウドに対応できない
第7章 クラウドは民主主義と両立するか
1 情報システムにおける集権と分権
2 クラウドの本質的基盤は民主主義
3 技術進歩に社会が対応できない
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