ちょっとヨクナレ ~読書と日記~

自然科学、歴史、ノンフィクション等の読書記録

ヘンな日本美術史  

ヘンな日本美術史
山口 晃



あまり日本美術については、興味がない。
浮世絵師の中では歌川国芳がいいなとか、その程度である。
しかし、西洋絵画に比較するとかなり異質な日本絵画、
その異質さって何だろうと思い、本書を手に取った。

著者は、日本画家の山口晃。あまり存じ上げないが(僕が興味がないため)、
須藤元気が率いるユニット WORLD ORDERのアルバム「2012」のジャケットも描いている。
これだけ記憶にあった。

で、本書では、画家ならではの視点から、各時代の日本絵画について
その独特なトコロが語られている。

別に芸術論でもないし、通常の絵画史的な視点も少ない。
だからこの一冊だけで各作品が理解できるものではないが、
それぞれの作品をより楽しむための、ちょっと変わった視点が得られるだろう。

また、著者山口氏が好きな方は、その絵画論を楽しむという読み方もある。

【目次】
第一章 日本の古い絵――絵と絵師の幸せな関係
 鳥獣戯画/白描画/一遍聖絵/伊勢物語絵巻/伝源頼朝像
第二章 こけつまろびつの画聖誕生――雪舟の冒険
第三章 絵の空間に入り込む――「洛中洛外図」
第四章 日本のヘンな絵――デッサンなんかクソくらえ
 松姫物語絵巻/彦根屏風/岩佐又兵衛/円山応挙と伊藤若冲/光明本尊と六道絵
第五章 やがてかなしき明治画壇――美術史なんかクソくらえ
 河鍋暁斎/月岡芳年/川村清雄


参考までに、WORLD ORDERのアルバム「2012」。

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