ちょっとヨクナレ ~読書と日記~

自然科学、歴史、ノンフィクション等の読書記録

繭 ハンドブック  

繭 ハンドブック
三田村 敏正



フィールドにいると、時折繭を見つけることがある。
また、庭先でも繭っぽいものを見かける。
名前を調べようと思うのだが、多くは多分 蛾の仲間であり、
そうするとそんなに良い図鑑がない。

また一般の昆虫図鑑では、繭の写真はメジャーなものだけであり、
良く見かける地味なものは収録されていない。

こういうマイナーな分野こそ、文一総合出版の得意とするところである。

本書は繭をことごとく収録。文一のフィールドガイドシリーズとして、
野外へ持ち出せる体裁となっている。

いろんな生き物について知りたい、というタイプには、うってつけの一冊である。

また、繭の中には幼虫の毒針毛がついているものもある。
どれを触ってよく、どれに注意しなければならないか。

野山に近くて、子供がそこで遊ぶことを認めている家庭やキャンプによく出かける家庭の保護者なら、持っておいて損はない。
また山間部の幼稚園・保育所などでは、一冊常備しておいてほしいと思う。

繭があったとき、知識なく「触るな」というよりも、
繭にも毒針毛がついている可能性があること、
そのうえで触ってよい繭、触ってはいけない繭を教え、
それらが羽化するとどんな昆虫になるかという、正しい知識を伝えていただきたいと願う。


【目次】
繭とは
用語解説
本書の使い方
原寸大繭一覧
■チョウ目
ヤママユガ科
カイコガ科
カレハガ科
オビガ科
ドクガ科
ヒトリガ科
コブガ科
ヤガ科
ミノガ科
ヒロズコガ科
ハモグリガ科
アトヒゲコガ科
コナガ科
マダラガ科
セミヤドリガ科
イラガ科
メイガ科
アゲハモドキ科
シャチホコガ科
アゲハチョウ科
■ハチ目
コマユバチ科
ヒメバチ科
ハバチ科
アリ科
■コウチュウ目
ハムシ科
ゾウムシ科
■アミメカゲロウ目
ウスバカゲロウ科
クサカゲロウ科
■繭らしきもの
・クモの卵のう
・昆虫の卵のう
■世界の繭

【メモ】
p17
クスサンとヒメヤママユ 似ているけど違う

p37 ホシカレハ 繭に毒あり(茶色の繭に、幼虫の黒い毒針毛がついている)

p81
イラガに似た繭で、木の幹などに集まってくっついている平べったい繭
ヒロヘリアオイラガ
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category: 昆虫

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