ちょっとヨクナレ ~読書と日記~

自然科学、歴史、ノンフィクション等の読書記録

野鳥と木の実ハンドブック  

野鳥と木の実ハンドブック
叶内 拓哉
【一冊あればありがたい度】★★★★

野鳥と木の実ハンドブック野鳥と木の実ハンドブック
(2006/11/07)
叶内 拓哉

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「Books of Wildbird」なんて言いながら、野鳥の本が少なくて申し訳ない。
読んだり持っている本がないんじゃなくて、
ブログを開始する前に消化したので、
書くきっかけがなかなか無いのである。

これではいけないので、少しずつ紹介したい。
とりあえずコンパクトなものから。

野鳥を見ていると、よく採餌風景に出くわす。
そんな時、この木の実は何だろう?と思うことは無いだろうか。
野鳥は種子散布の重要な役割を担っていることから、
植物と非常に関係が深い。
だから、何を食べているのかを知ることは、野鳥を深く知るためにも欠かせない。

ところが、そういう観点の資料となるとなかなか難しい。
通常の植物図鑑では、野鳥が食べない種子も紹介されることから、
かなり絞っていく作業が大変なのだ。

そこでBIRDERでお馴染み、文一総合出版のマニアック図鑑の登場である。
著者は図鑑でもおなじみ叶内氏。
ちなみに図鑑は「増補改訂新版 日本の野鳥 (山渓ハンディ図鑑)」で、
本ブログでも紹介している。
元々植木屋さんもしていたので、こういう分野は最適だろう。

本書では1ページに1~2種が取り上げられ、
木の実の写真(木についている状態)、木の実の直径、色等が図示されている。
解説では、どんな鳥が食しているかが、筆者の観察をふまえて紹介されている。

掲載種は80種くらい。
実の色によって、赤、黒、紫・黄色、茶色・白色と分類されている。

しかしサイズも手ごろで、
常にフィールドに携帯しておけば、観察も楽しくなるだろう。
本書でアタリをつけ、
フィールドで野鳥を探すというのもありかもしれない。

なかなかこの分野の類書はないので、一度入手してしまえば
長く使えるだろう。

どちらかという液果(フルーツ)が多く、
また「あれ、これ載ってないの?」という種もある。
しかし、本書収録外の野鳥と木の実の関係を見つけ出すのも、楽しいものである。
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category: 野鳥

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