ちょっとヨクナレ ~読書と日記~
自然科学、歴史、ノンフィクション等の読書記録
フィールドガイド日本の猛禽類 ミサゴ 
2013/02/24 Sun. 07:39 [edit]
フィールドガイド日本の猛禽類 ミサゴ
渡辺靖夫ほか
【実用度】★★★★

本書はAmazonでは売っていない。下記のリンクから、直接著者から購入することになる。
http://www.studiokohoku.com/
価格:525円、送料:1冊なら80円
日本では珍しい特定種に関する情報をまとめたモノグラフである。
猛禽類について順次刊行していくとのことで、第1号はミサゴ。香川県ではミサゴが多いので、ありがたい。
内容は【目次】のとおり。おおむねⅡ~Ⅴが生態解説部、Ⅵが識別部となっている。
識別部のイラストは渡辺靖夫氏が担当しているが、韓国猛禽類図鑑のイラストも担当しているとのこと。
ポイントをおさえたイラストであり、実用的である。
生態解説は、主要な論文の集約的なもの。ただ、様々な項目を「生態」にくくっているため、やや使いにくい。
食性、採餌方法、繁殖、移動(分散・渡り)など、もう少し細分化しても良いと思われる。
ただこうしたモノグラフは非常に手軽に特定種について知ることができるので、ぜひ次号も期待したい。
僕としては、地味だが出会う回数が抜群に多いトビをお願いする。
なお、欧米ではこういう刊行形態はすでにある。
僕も、手元に「The Birds of North America」の
No.133(1994)Long-eared OwlとNo.62(1993)Short-eared Owlを持っている。
このシリーズでは分布、分類、移動、生息地、食性、鳴き声、行動、繁殖、生息数、保護、特徴、計測値などの項目からなっている。こうしたモノグラフが、日本でも刊行されてほしいものである。
(ちなみにこのシリーズ、現在はネット上で有料登録すると読めるようになっている。
アメリカってすげえなと実感した。
http://bna.birds.cornell.edu/bna
興味のある方はぜひ。)
【目次】
Ⅰ 各部位の名称と用語解説
Ⅱ 概要と分布
Ⅲ 鳴き声
Ⅳ 換羽
Ⅴ 生態
Ⅵ 年齢と雌雄の識別
1 止まっている時
2 飛翔下面
3 飛翔上面
4 参考写真
Ⅶ 参考文献
価格: ¥525カートに追加
税込; 別途送料
渡辺靖夫ほか
【実用度】★★★★

本書はAmazonでは売っていない。下記のリンクから、直接著者から購入することになる。
http://www.studiokohoku.com/
価格:525円、送料:1冊なら80円
日本では珍しい特定種に関する情報をまとめたモノグラフである。
猛禽類について順次刊行していくとのことで、第1号はミサゴ。香川県ではミサゴが多いので、ありがたい。
内容は【目次】のとおり。おおむねⅡ~Ⅴが生態解説部、Ⅵが識別部となっている。
識別部のイラストは渡辺靖夫氏が担当しているが、韓国猛禽類図鑑のイラストも担当しているとのこと。
ポイントをおさえたイラストであり、実用的である。
生態解説は、主要な論文の集約的なもの。ただ、様々な項目を「生態」にくくっているため、やや使いにくい。
食性、採餌方法、繁殖、移動(分散・渡り)など、もう少し細分化しても良いと思われる。
ただこうしたモノグラフは非常に手軽に特定種について知ることができるので、ぜひ次号も期待したい。
僕としては、地味だが出会う回数が抜群に多いトビをお願いする。
なお、欧米ではこういう刊行形態はすでにある。
僕も、手元に「The Birds of North America」の
No.133(1994)Long-eared OwlとNo.62(1993)Short-eared Owlを持っている。
このシリーズでは分布、分類、移動、生息地、食性、鳴き声、行動、繁殖、生息数、保護、特徴、計測値などの項目からなっている。こうしたモノグラフが、日本でも刊行されてほしいものである。
(ちなみにこのシリーズ、現在はネット上で有料登録すると読めるようになっている。
アメリカってすげえなと実感した。
http://bna.birds.cornell.edu/bna
興味のある方はぜひ。)
【目次】
Ⅰ 各部位の名称と用語解説
Ⅱ 概要と分布
Ⅲ 鳴き声
Ⅳ 換羽
Ⅴ 生態
Ⅵ 年齢と雌雄の識別
1 止まっている時
2 飛翔下面
3 飛翔上面
4 参考写真
Ⅶ 参考文献
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